イメージ イメージング

イメージング

潜在意識はイメージで考えているといわれる通り、意識的なイメージングは強力に潜在意識へ働きかけるツールといえます。

ただ、簡単にリアルなイメージを描ける人と、そうでない人がいるのも事実です。

ですから、ある人はイメージが一番強力だと言い、ある人はイメージは逆効果になる場合があると言う人までいます。

どちらが正しいというものではなく、その人の適性というか個人差が表れている言葉だと受け止めるのが無難です。

私の経験から言えば、イメージも思考も大差なく潜在意識に働きかけているように思いますが、実際は思考がイメージを誘発しているようにも感じます。

つまり、思考や自己暗示でも潜在意識はイメージを創り上げているという考えが正しいように思えるのです。

ですから、リアルなイメージを描こうと必死になるのは努力逆転の法則にはまる可能性が高いですね。

揺ったりと寛いで、夢を見ているような感じで、リアルなイメージを描ければ最高だと思います。


若い頃には空想ドラマに浸っていた時期があります。
それは本当に楽しくて、毎日空想の世界で遊んでいました。
眠る前の布団の中で数時間空想に浸っていたものです。
それが、リアルなイメージだったかは覚えていませんが、今経験しているつもりになっていました。

その時はその空想が現実になるとは思ってもいませんでしたが、自分の理想的な姿や立場を空想しては、その主人公になりきっていました。

ある時などは、本当に大声を出してしまったり、急に身体を動かして擦り傷を作ったこともあるくらい、空想に没頭していたものです。

そして、潜在意識や引き寄せの法則を知ったときに解ったことですが、空想ドラマを始めてから、数年後に空想していた自分自身を経験していたんです。

当時はそんな法則は知りませんから、普通の変化で自分は運が良いだけだと思っていましたが、実際には法則に従って変化していたんですね。

そして、理想的な自分を経験しているときは、それを失う恐怖が生まれてきました。
それによって、恐れていたことまで現実にしてしまったんです・・・・。

この過去の経験からも、潜在意識や引き寄せの法則といわれているものは真実だと感じます。
なぜなら、その間の私の変化は絶対にあり得ないと思えるからです。

それは、今では穏やかに、自分も他人も良くなることに意識を向けるようにしていますから、それなりに良い変化になっていると思います。